こんにちは!Keiです。
私は国家資格を含むカウンセリング資格を取得し、私自身がHSPとして苦労してきた経験を経て就職支援の仕事をしています。
HSPの方で面接が苦手という方はとっても多いです。
基本的に「相手に評価される」事が苦手なHSPさんはWEB面接でも人一倍練習が必要です。
という事でこの記事はHSP気質でWEB面接が苦手!就活で気をつけるべき注意点と題して書いていきたいと思います。
WEB面接は対面より得意なHSPが多い
私は仕事上、オンライン(WEB)・対面の模擬面接練習の指導役に入る事が多いのですが、上述したようにHSP気質の方は面接全般が苦手な傾向にあります。
しかし、オンラインと対面のどちらも経験した方に聞いてみると『オンラインの方がやりやすかった』と答える方が圧倒的に多いです。
HSPの方はDOESという気質を持ち、基本的に多くの事を無意識に受信してしまいます。
- 深く処理する(Depth of processing)
- 過度に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
- 全体的に感情の反応が強く、特に共感力が強い(being both Emotionally ractive generally and having high Empathy in particular)
- ささいな刺激を察知する(being aware of Substle Stimuli)
コロナの影響で、飲食店などで人と人の間にアクリル板が置かれている場面を多く見かけるようになりましたが、アクリル板がある事を「心地よい」と感じるHSPは多いのではないでしょうか。
これは、多くの事を無意識に受信してしまうHSPにとって、このアクリル板を通す事で受信する情報が抑えられ、結果的に人との距離が丁度よくなるからだと思います。
つまり、対面面接だと色々な情報を受け取ってしまうHSPですが、WEB面接だと受け取る情報が圧倒的に少ないので、その結果「やりやすい」と感じるHSPが多くなるのだと思います。
注意点
オンライン(WEB)面接美人
オンライン(WEB)面接は対面よりやりやすいと感じると、ついつい普段より喋りやすくなります。
その会社がオンラインで仕事をするのであれば良いのですが、面接だけオンライン、実際の仕事は対面で行うという場合、または一次面接だけオンラインで二次面接以降は対面面接という場合…
注意して欲しい事があります。
履歴書美人という言葉はご存じですか?
これは「履歴書に貼った顔写真が美人」という事ではなくて、履歴書から受ける印象と実際に会った時のギャップが違うという意味です。
そしてこれはオンライン(WEB)面接でも同じ事が言えます。
(HSPの中でもHSS型に多いのですが)喋りやすいからと言ってテンション高く話してしまうと、後々普段とのギャップに苦しむ場合があります。
オンライン面接美人にならないために、喋りすぎてしまうという自覚がある方は自分を客観的に見るようにして、テンションを少し抑えめにするなど、あくまで「そこで今後働くかもしれない」という事を念頭に置いて自分をプレゼンすると良いですよね(^^)
独特の感覚に慣れておく
オンライン(WEB)面接は、(集団面接の場合は)基本的に相手が話している間は自分のマイクをオフにします。
基本的に話す時だけマイクをオンにするので、相手がマイクを切ってしまうと受験者側は
「相手の表情は見えているのに、向こう側の音が聞こえない…」という状況になります。
無意識に多くの情報を受信し、相手の機微を感じながら話をするHSPにとって、相手がマイクを切っている状況で自分の話をすると感覚が狂ってしまう事があります。
ただ、これはある程度回数をこなすと慣れてきます。必ず事前に練習しておきましょう。
間違っても、ぶっつけ本番にならないようにして下さいね!
まとめ
いかがでしたか?
私の経験上、HSP気質の方はHSPでない人に比べて面接対策にとても時間がかかります。
ですので事前の準備はしっかり行うようにしましょう!
普段の自分のテンションを把握し、WEBと対面でのテンションのギャップを抑えること、また事前にオンラインの感覚に慣れておくといった準備をしておけば、WEB面接はかなりやりやすくなると思いますよ(^^)
また、対面の面接はWEB面接より苦労されるHSPさんが多いです。
良かったらこちらの記事も参考にして下さいね(^^)
HSPはHSPでない人に比べて苦労が多いと感じる人は多いです。
その為HSPという気質を不公平に感じるかもしれませんが…これは気質なので、変える事ができません。
ただ、HSPは仕事の入り口では苦労しますが、長く続けるうちに開花して素晴らしいパフォーマンスを発揮するようになる方が多いという事も覚えておいて下さいね(^^)
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かもみーるこの記事が少しでも誰かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!