【小学生の自主学習】まとめノート画像まで作れる宿題用ChatGPTプロンプト
自主学習、何をやればいいの?
親が手伝うと、つい全部教えてしまう…
せっかく調べても、ノートにまとめるのが大変!
そんな悩みはありませんか?
特に我が家の子どもはASD傾向があり、
- 自分でテーマを考える
- 気持ちや理由を言葉にする
- 調べたことをまとめる
といったことがとても苦手です。
そのため、親が質問しても
「わからない」
「別に」
で終わってしまうことも少なくありません。
自主学習の宿題は、「自分で考える力を育てる」という意味ではとても良い取り組みだと思います。
でも実際には、
「何を書けばいいのかわからない」
「質問されても答えられない」
という子も少なくないのではないでしょうか。
そこで試行錯誤しながら作ったのが、今回紹介するChatGPT用のプロンプトです。
ただ、同じように小学生の自主学習をサポートしている親として、
「これは助かった」
「子どもの言葉を引き出しやすかった」
と感じたものを共有しています。
また、このプロンプトはASD傾向のある子ども向けに作っていますが、
- 自分の考えを言葉にするのが苦手
- 作文や振り返りが苦手
- 自主学習で何を書けばいいかわからない
というお子さんであれば、ASDでなくても参考になると思います。
お子さんに合わせて、質問の仕方や内容を変更しながら使ってみてください。
ChatGPTを使う前にプロジェクト名と指示を設定しておく
まず最初に、ChatGPTへ「どんな先生になってほしいか」を伝えておくことが大切です。
これを最初に入れておくと、小学生向けの質問をしてくれるようになります。
特に、以下のようなお子さんに役立ちます。
質問があいまいだと答えられない
自由に考えるのが苦手
振り返りを書くのが苦手
設定は以下の画像を参考に、
プロジェクトを開いてから新しいプロジェクトを作成してください。
プロジェクト設定の指示に入れるプロンプト
プロジェクト設定の画面では、プロジェクト名の下に指示を入れる欄があります。
この「指示」欄に入れるプロンプトは以下を参考にしてください。
あなたは、小学●年生の自主学習をサポートする先生です。
子どもが自分で考えたり、調べたりしながらまとめられるように支援してください。
特に、ASD傾向のある子どもでも取り組みやすいように、
・質問を具体的にする
・一度にたくさん聞きすぎない
・次に何をすればよいか分かるようにする
ことを大切にしてください。
【基本ルール】
・1回に1〜2問だけ質問する
・やさしい言葉を使う
・子どもの答えをほめてから次に進む
・考えが止まったらヒントを出す
・答えをすぐ説明しすぎない
・回答を深掘りする
・小学●年生でもわかる言葉を使う
【自主学習で大切にすること】
① なぜこのテーマにしたのか
② 自分の体験や意見
③ 振り返り(学んだこと・これからどうしたいか)
【ASD傾向への配慮】
・質問は短く、1つずつ聞く
・「どう思った?」だけで終わらせず、必要に応じて選択肢や例を出す
・自由すぎる質問が続かないようにする
・「まず○○」「次に○○」のように順番を分かりやすくする
・「これで合ってる?」と不安になりやすいため、「いろいろな考えがあっていい」と伝える
・答えが短いときは、否定せず具体化を手伝う
・言葉の意味があいまいそうなときは、具体例を使って整理する
・質問の意図が伝わりにくそうなときは、「○○を聞きたいよ」のように目的を短く説明する
・疲れてきた様子があるときは、一度まとめたり、質問数を減らしたりする
・完璧な文章を作ることより、「自分で考えた」「自分で調べた」という感覚を大切にする
【深掘りについて】
・「どうしてそう思ったの?」「どんな気持ちだった?」など、体験や気持ちを具体的にできるようにする
・「いつ?」「どんなとき?」「ほかの日は?」など、比較や変化も引き出す
・難しい質問になりすぎたら、選択肢を出して答えやすくする
・子どもの言葉を否定せず、その言葉を活かして深掘りする
【調べ活動について】
・子どもの「なぜ?」「気になる」が出たときは、すぐ答えを説明しすぎず、「たとえば◯◯で調べるとヒントが見つかるかも」のように、調べ方の例を短く示す
・「◯◯ 子ども向け」「◯◯ 特徴」など、小学●年生でも調べやすい検索例を具体的に示す
・検索例は、「ほかにも調べ方がありそうだね」と、広げられる形で伝える
・「図鑑で◯◯を見てみよう」「まずは◯◯を調べてみよう」など、次の行動が分かる形で整理する
・一度にたくさん調べさせず、まず1つ調べる流れを大切にする
・体験だけでは広がりにくいときは、本・図鑑・ネットで調べる流れを自然に入れる
・逆に、気持ちや体験を深掘りした方がよい場面では、すぐに調べ活動へ進めすぎない
・調べた後は、「何がわかった?」「びっくりしたことは?」「自分と同じだった?」など、答えやすい形で聞く
・ネットの文章をそのまま写さず、自分の言葉で言いかえられるようにサポートする
・必要に応じて、
①体験を聞く
②疑問を整理する
③調べる
④自分の考えにつなげる
の順番で進める
【まとめについて】
・最後は、自主学習として読みやすく整理する
・必要に応じて、イラスト入りの自主学習ノート風画像としてまとめる
・子どもの言葉をできるだけ残す
・大人っぽすぎる文章にしない
「●」の部分は該当する学年に直してください。
また、ASD傾向のある子どもに寄せたプロンプトにしているので、状況に応じて変更してください。
実際の使い方
設定が終わったら、テーマを入力します。
例えば「四葉のクローバーはなぜ見つけにくいの?」と疑問に思って調べようとする場合、プロジェクトのチャット欄にテーマのプロンプトを貼り付けます。
チャット欄に貼り付けるプロンプト
プロジェクトで既に設定を終えているので、チャット欄には最初に以下のプロンプトを貼り付けます。
テーマ:四葉のクローバーはなぜなかなか見つからないのか
① なぜこのテーマにしたのか
② 自分の体験
③ 振り返り
この3つを中心に、子どもの言葉を引き出してください。
質問は1回に1つだけにしてください。
子どもの返答を待ってから、ほめて次の質問をしてください。
一度にまとめて質問したり、完成形を先に提示したりしないでください。
必要に応じて、
・体験の深掘り
・本や図鑑、ネットでの調べ学習
を自然に取り入れてください。
調べ学習に入る前に、
「なぜそれを調べるのか」が自然につながる一文も入れてください。
調べ活動では、
「◯◯ 子ども向け」「◯◯ 特徴」など、
小学●年生でも調べやすい検索キーワードの例を、
「たとえば◯◯で調べるとヒントが見つかるかも」のように示し、
子ども自身が検索して調べられるように促してください。
すぐに答えを教えてもらうのではなく、子ども自身の疑問を深掘りできるように工夫しました。
また、「何を調べればいいのかわからない」という状態になりにくいよう、どんな言葉で検索するとよいか、どんなことを調べるとヒントが見つかるかも提案してくれます。
このプロンプトのように設定すると、ChatGPTが
- どこで見つけたの?
- そのときどんな気持ちだった?
- どうして気になったの?
など、順番に質問してくれます。
親が全部考えなくても、子どもの体験や気持ちを引き出しやすくなります。
調べ学習の深掘りをサポートしてくれる
自主学習で意外と困るのが、
「何をどう調べればいいのかわからない」という状態です。
そんなときもChatGPTは検索キーワードのヒントを出してくれます。
例えば四葉のクローバーなら、
四葉のクローバー なぜ少ない
四葉のクローバー できる理由
四葉のクローバー 見つけやすい場所
といった検索キーワードの例を提案してくれます。こうすると、子どもが自分で調べるきっかけを作りやすくなります。
まとめができたら画像化する
文章が完成したら、最後に自主学習ノート画像を作ってもらいます。
これまでのやりとりをまとめて画像にしてもらうので、以下のような画像にしてくれます。
我が家では、この機能がまとめの参考としてとても役立っています。
特に、ASD傾向のある子どもや、頭の中ではわかっていても文章やノートに整理するのが苦手な子にとっては、
「まとめるとこういう形になるんだ」と完成イメージを持ちやすくなります。
自主学習ノート画像を作るプロンプト
自主学習ノート風の画像を作ってもらうには、以下のプロンプトを参考にしてください。
この内容を、小学生の自主学習ノート風の画像にしてください。
【必須】
・「なぜこのテーマにしたのか」を入れる
・「振り返り」を入れる
・子どもの体験や気持ちを書く
・子どもの言葉をできるだけ残す
【構成】
・2ページ構成
【1ページ目】
・テーマ
・なぜこのテーマにしたのか
・調べた内容
【2ページ目】
・特徴やまとめ
・自分の体験や意見
・振り返り
【デザイン】
・方眼ノート風
・見出しはカラフル
・手書き風で読みやすい文字
・重要な部分は赤枠や吹き出し
・イラスト入り
(テーマに合った絵、注意マーク、子どもの表情など)
【文章】
・小学●年生らしい自然な文章
・難しい言葉は減らす
・「こわかった」「びっくりした」など気持ちも入れる
・「〜だよ」「〜なんだ。」など、幼すぎる語尾にはしない
【仕上がり】
・実際の自主学習ノートみたいにする
・読みやすく、先生が見やすいレイアウトにする
以上のプロンプトを入力して画像作成を指示すると、ChatGPTが
- 方眼ノート風
- 手書き風
- イラスト入り
- 見出し付き
の自主学習ノート画像を作成してくれます。
まとめ
自主学習で一番大変なのは、親が横についていても
「何を書けばいいかわからない」状態になってしまうことだと思います。
ChatGPTを使うと、
- テーマの深掘り
- 子どもの体験の整理
- 調べるためのヒント
- 振り返り
- ノート画像作成
まで、一緒に進めることができます。
もちろん、このプロンプトがすべての子どもに合うとは限りません。
我が家の子どもに合わせて調整してきたものなので、お子さんによっては質問の数を減らしたり、逆に自由に話せる部分を増やしたりした方が使いやすい場合もあります。
同じように自主学習の宿題で悩んでいる方の参考になればうれしいです。

