HSPと仕事

【HSPの履歴書・例文】繊細さんの自己PR・長所や短所の書き方は?

こんにちは。Keiです!

私は自身の就職活動や仕事で苦労してきた経験から国家資格を含むカウンセリング資格を取得し、現在は主に若年者層の履歴書等、応募書類の添削をしています。

HSP気質の方は自己肯定感が低く、自分をPRするのが苦手という方が多いです。

という事でこの記事は
【HSPの履歴書】繊細さんの自己PR(例文あり)長所や短所の書き方は?と題して書いていきたいと思います。

HSP(繊細さん)は自己PRが苦手

HSP気質を持つ人は、自己肯定感が低く自分をアピールすることが苦手な人が多いです。

就職活動の準備は非HSPと比べるとどうしても時間がかかってしまいます。

HSPは繊細な感覚を持っており、常に他人の気持ちを考えるので

「相手の立場になって考えられる」
「他の人にない視点で物事を考えられる」

など、様々な長所があります。

ですが自己PRが思いつかないHSPさんの一番の問題は、優れた能力を持っているにも関わらず、自己肯定感の低い人が多い為、その部分に気づかないという点だと思います。

何を自己PRすれば良いの?

よく勘違いされるのですが、自己PRとは、単純に自分のいい所をPRすればいいという事ではありません。

「相手(企業)の求めている物を、私は持っています(PR)」というのが就職活動での自己PRなのです。

極端な例ですが、もし「経理の経験者求む」という求人に、「私は東大卒で医師免許持ってます!」という方が応募しても…普通に落ちますよね。

なぜなら、会社の求めるもの(経理の経験)を、応募者がアピールできていないからです。

よく、「自己PRは何を書けばいのかわからない…」という方がいますが、話を聞いているとほとんどの方が「会社が求めている人物像」について理解していません。

HSPだから自己PRすべき事がわからない…といった場合、まずは会社の求めるものは何かを明確にしてみましょう。

自己PRの作り方

キーワードに落とし込む

では早速自己PRを考えていきましょう。

自己PRなどを考える時は、最初から文章で考えていくのではなく、まずは自分の長所・短所をキーワードで書き出してみる事をお勧めします。

下記はHSPの長所・短所としてよく挙げられるものです。
※同じHSPでも各々長所・短所は違うので、ご自身でも書き出してみて下さいね。

長所

共感力・人の気持ちがわかる・視点が鋭い・視野が広い・深く考える・想像力がある・人当たりがいい・真面目・努力家・誠実・謙虚・他人に寄り添う・集中力がある・丁寧・危機管理能力がある

短所

慎重すぎる・言語化するのが苦手・頑張りすぎる・些細な事に罪悪感を抱く・怯えがち・疲れやすい・我慢しがち・失敗を引きずる・すぐ動揺する・

いかがでしょうか?
いくつか思い当たる点があったかもしれませんね。

自己PR:例文

では上記を参考に、実際に下記を想定した会社の自己PRを考えてみましょう

  • 求人先:人材会社のコーディネーター
  • 求める人物像:熱意を持って、誠実に取り組む人

会社が求める「熱意を持って誠実に仕事に取り組める人」という人物像に対し、「私はあなたの求める人物ですよ」とアピールできるような文面を考えましょう。

先ほど考えたキーワードの中のどれを使うと効果的にPRできるか、キーワードに優先順位をつけながら文章を考えると書きやすいですよ。

自己PR:NG例

私は、熱意をもって仕事に誠実に取り組む事ができます。
昔から人と接する事が好きで、コミュニケーション能力には自身があります。
また、私をよく知る方々からは「真面目で努力家」と言われる事が多いです。

いかがでしょう?
もしかすると、パッと見て特に問題ないと思った方もいるかもしれませんね。

ですが、採用に関わっている私から見ると…このような文章はあまり説得力がありません。

なぜなら「熱意を持って仕事に誠実に取り組める人」という言葉は、会社側の求める人物像そのままで、ただ単語を羅列しているに過ぎないからです。(コミュニケーション能力や真面目・努力家といったキーワードも同様です)

貴方は初対面の人に『私って誠実なんだよね〜』と言われたとして、言葉通り信じる事ができますか?

『例えばどんな風に誠実なの?』と、それを説明するエピソードが無いと中々説得力が無いないですよね。

物事に説得力を持たせるには、それを証明するエピソードが必要なのです。

自己PR:OK例

では、OKな自己PR例を見てみましょう

私は人をサポートし、支援する事にやりがいを感じる性格です。
しかし人に寄り添い、支援する際には自分の状況や感情に左右されてしまう可能性があると感じました。その為、○○や○○という資格を取得し、体系的に判断基準を学ぶ事で偏った判断にならないよう心掛けています。

いかがでしょうか。

「熱意を持って仕事に誠実に取り組める人」という言葉こそ書かれていませんが、文面から「熱意」や「誠実に取り組める人」という事が伝わってきませんか?

会社の求める人物像を理解するというのはこういう事で、ただ単に求めている人物像をそのままコピペするだけではダメなんです…。

また、自分の考えと、それを実行するために今までやってきた事も書かれているので説得力がかなり増していますよね。

HSPが自分の力を発揮できるのは「相性」の良い職場

「自分のやりたい事を見つけよう」
「やりがいが持てる仕事を探そう」

綺麗な言葉ですが、HSPの気質で苦しんできた私の経験から、HSPにとって自分の力を発揮できるのは「相性」の良い職場です。

「服が好きだから、アパレルの仕事に就きたい!」と思っても、就職した所はめちゃくちゃノルマがあって、ノルマを達成できなければ毎日上司に詰められる…という会社だった場合

服が好きだからといって、その会社で勤め続けられますか?

もちろん「自分の好きな事を追求する事」はとても大切な事ですし、仕事のやりがいにもつながります。

ですがHSPさんの場合は、非HSPの方よりも環境に左右されます。

「好きな事や、やりがいは考えない」という訳ではありません。

優先順位として「やりたい事」よりも「相性」を重視する事をぜひおすすめしたいのです。

もし
「転職活動がうまくいかない」
「職場が合わず何度も転職を繰り返してしまう」

という点で苦しんでいるのであれば、相性転職PersonalFileをおすすめします。

相性転職PersonalFileとは、「相性」を重視した転職サイト(転職エージェント)です。

登録はこちらから

【相性転職Personal File】

診断結果からAIを活用してあなたの特性をデータ分析し、適性がある職種や 相性が良い企業を紹介する転職サポートサービスになります。
※ただし20代の方を対象にしたサービスとなります。

他社の転職エージェントはこれまでの経験を重視する所ばかりですが、相性転職PersonalFileに登録している企業はスキル・経験よりも相性を重視している企業なので

  • 職場の人間関係で悩んでいる
  • 自分に向いている仕事が分からない
  • 自分の強みややりたいことが分からない
  • 学歴やスキルに自信がない
  • 初めての転職でどうしたらいいか分からない

といった方はぜひ一度試してみてください。

パーソナルファイルのアドバイザーは、年間応募数4万人企業の人事経験者です。 アドバイザーが就活のお悩み相談から面接対策までサポートしてくれるのは魅力的ですね。

あと、個人的に…HSPの方は誤解されやすいので、AIを活用している点がポイント高いです。

対象の地域は限られている

相性転職PersonalFileの対象地域は全国ではありません。
(ただし面談はオンラインで可能ですので、気になる方は面談と適職診断だけでも受けてみてはいかがでしょう)

対象地域

一都三県・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀在住

まとめ

いかがでしたか?

HSPは自己PRが苦手な人が多いですが、会社の求める人材をしっかりと理解することで『何を自己PRすべきか』が見えてきます。

また、自己分析で長所・短所のキーワードを選出し、そのキーワードの中から求められている部分に最も合致するものを軸にしてエピソードを交えて書いていくと、説得力のある自己PR・履歴書が書けるようになります。

ただし履歴書美人になりすぎると、面接時や採用後に苦労するかもしれませんので気をつけて下さいね。

また、就職先が合わなくて悩んでいる方や、なんども転職を繰り返してしまう方は相性転職PersonalFileなどの転職サービスも試してみて下さいね!

この記事が少しでも貴方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

登録はこちらから

【相性転職Personal File】