HSPのひとりごと

【HSP】人前でうまく話せない…会話や雑談が苦手な理由は?克服方法はある?

こんにちは、Keiです。

私は国家資格を含むカウンセリング資格を取得し、私自身がHSPとして苦労してきた経験を生かしながら、現在は就職支援の仕事をしています。

突然ですが、貴方は人と話すのが得意ですか?

…おそらく、このページを読んでいただいているという事は、苦手と感じている人が多いのではないでしょうか。

HSPさんは会話や雑談が苦手という方が本当に多いです。

賑やかなグループの会話に入っていく事に対し、シンドイ思いをしてきたHSPさんも多い事でしょう。

という事でこの記事は
【HSP】人前でうまく話せない…会話や雑談が苦手な理由は?克服方法はある?
と題して書いていきたいと思います。

人前でうまく話せない

https://twitter.com/6uCTEBKsYTPtdyo/status/1269603433050324994?s=20&t=v8J5VStA9aJXZyeTf8HeCw

HSPさんは会話や雑談が苦手という人が多いです。

良くも悪くも細かな部分に気がついてしまうHSPさんは、話をしている最中でも

  • 自分が話をしている時の、相手の表情が気になる
  • 自分の話が長く無いか、退屈させてないか気になる
  • 自分の言葉選びが誰かを不快にしていないか気になる

などなど、色々な事が頭の中をグルグルと渦巻いています。

自分が話をしているのに、いろんな事が気になり過ぎて自分自身が話に集中できないんですよね^^;

大人数の前でも、比較的少人数の前でもうまく喋る事ができず、それがトラウマとなって

『自分は人と話す事が苦手なんだ…』

と自己暗示をかけてしまう人も多いです。

ただ、HSPさんは、『細やかな事に気が付き、物事を深く捉える事ができる』という特性を持っています。

それなのに、HSP=『会話が苦手』と結びつけてしまうのはちょっと強引な気がします。

という事で
HSPさんは、なぜ人前で話す事が苦手なのか、もう少し深く落とし込んで考えてみました。

会話や雑談が苦手な理由はなぜ?

明るく陽気で、いつも周りの人と楽しそうに雑談をしている人っていますよね。

ふざけたトークにスッと入っていって笑い合える人もいる一方で、頑張ってトークに入っていって気まずい空気にしてしまう人もいます(私ですw)

そんな悩みをネアカの人に相談しても
『会話なんていちいち細かく考えてない。気にし過ぎ』
と言われるのがオチです(経験談)

会話でうまくいかないときの一番の原因、それは

 

自分に興味を持たれていないと感じることです。

 

例えば私であれば、陽キャのウェイウェイした集まりの中で自己紹介しろと言われたら…絶対うまく話せないと思いますw

なぜなら、疎外感があるからです。
『私はここにいるべきではない』と、脳が警鐘を鳴らしているんです。

但し、これはHSPに限らず誰でもそうだと思います。

自分に興味を持たれていない「疎外感」がある感覚の中では、人は誰でも程度の差はあれ話しにくくなります。

人気アーティストのコンサート中、急に壇上にあげられて喋れと言われても…ペラペラ喋れる一般人は少ないハズですw

なぜなら、「お呼びでないと思われている(疎外感)」と話し手側が感じるからですよね。

HSPさんは、人の表情や気持ちを敏感に感じ取り、また相手の時間を奪ってしまう事を嫌います。

HSP気質を持っている人が会話や雑談が苦手というのは、程度の差はあれどこの性質が関係しており、結果として疎外感を感じやすくなっているのだと思います。

克服方法はある?

HSPの気質は、メリットでもありデメリットにもなります。

人と違う視点を持ち、ユニークな発想と細やかな配慮ができるHSPさんは、自分が受け入れられている、受容感がある場所ではその能力を発揮しやすくなります。

よく、『HSPの適職は?』など話題になりますが、就職支援に携わっている私の意見としては『適職より、適した環境を探すべき』だと感じています。

但し、今現在あなたがいる環境下でうまく会話や雑談をする必要があるのなら、鉄板トークを磨く事をお勧めします。

これは別に、絶対ウケる面白トークを磨く事を勧めている訳ではありません。
(むしろ、ウケを狙うのは危険です^^;)

万人受けしそうで、かつある程度需要のある話を最後まで話せるように練習しておくのです。

例えば私なら家電が好きなので、家電について話をしているグループがいれば、知識としてその会話に入っていく事ができます。

そして、もし私自身に会話のボールが流れてきたら、お勧め家電の話など、そのグループがある程度興味を持って話を聞いてもらえる話を最後までする事ができます。

この「最後まで話せる」というのは、実はこっそり1人で「こういう時にこう話そう」と練習していたりしますw

練習の成果もあってか、詰まらず最後まで話す事ができるんですよね。
(HSPさんは話に詰まりだすと焦って自滅しがちなので…)

世の中のHSPの割合は5人に1人と言われています。
少数派のHSPさんは、自分を守る為に色々と武器を持つ必要があります。

会話や雑談に困っている人は、ぜひ鉄板トークを練習してみてください。

まとめ

HSP気質の方にとって、この世界は生きづらいと感じる事が多いと思います。

ですが、このサイトでは繰り返し何度もお伝えしているように
HSP気質を理解し、受け入れ、活かそうとす事ができれば、それは非HSPさんが羨ましがる能力になります。

HSPさんはその気質ゆえに会話や雑談が苦手な人が多いと感じますが、訓練する事で会話に入っていけるようになります。

ただ、もしどうしても疎外感を強く感じ、その場にいる事すら辛くなってしまうような状況なら、会話に入ろうと努力するのではなく、その場から離れる方向に舵を切ったほうが良い事もあります。

なぜなら、HSPさんがのびのび話す為には受容感を感じる事が大切だからです。

人には、どうしても合う・合わないがあります。
自分を合わないものに無理に合わせようとするより、自分に合う場所を探すほうがすんなりいく事もありますからね。

この記事が少しでも誰かのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただいてありがとうございました!