HSPのひとりごと

【HSP】自分や他人に対する悪口が怖い…対処方法は?陰口が苦手な貴方へ

こんにちは!keiです。

私は国家資格を含むカウンセリング資格を取得し、私自身がHSPとして苦労してきた経験を生かしながら、現在は就職支援の仕事をしています。

人の悪口や陰口は聞いていてあまり気分がいい物ではないですよね…。
でも、数人で集まるとその場にいない人の悪口大会に遭遇する事もしばしば。HSP気質を持つ人にとっては特に辛いですよね。

そこで、この記事では
【HSP】自分や他人に対する悪口が怖い…対処方法は?陰口が苦手な貴方へと題して書いていきたいと思います。

悪口が苦手

HSP気質の方は、基本的に自分が思っているより「良い人」が多いです。
争い事を嫌い、自分より他人の気持ちを尊重します。

そんな心優しいHSPにとって、自分や他人の悪口というのは気分がいい物ではありませんよね…。

私も昔から他人の悪口は言わないようにしていましたし、もし集まりの中で悪口大会に発展した時はス〜ッとその場から消えるようにしています 笑

ただ、以前の職場では特定の方々と昼休憩が被っており、何度か悪口に巻き込まれた事があります。そうなると折角のお昼休憩なのに、休憩が終わる頃には疲れ切っていました…^^;(会社で数人集まるとなぜあんな悪口大会になるんでしょうか…)

悪口が怖い理由

HSPは他人の評価をとても気にします。

というのも、HSPは自己肯定感が低い方が多く、自分に自信がありません。

人からの評価=自分の評価となってしまう為、相手にどう思われているかという点が常に気になってしまうのです。

また、HSPは他人との境界線が薄く、共感覚に優れています。

他人の感情がまるで自分の感情のように感じるので、職場で誰かが怒られていると自分が怒られている訳でもないのに落ち込んでしまったりします。

ですので、悪口は自分に向けられているものであっても他人に対するものであっても恐怖を感じてしまうのです。

不満が無い訳ではない

ただし、HSPは誰に対しても不満がなく天使のように優しい人…と言う訳ではありません。

HSPだって酷い事をされるとストレスは溜まりますし、他人に対して黒い感情を持つことはあります。

それを言語化するまでには時間がかかります。
なぜならそれにはHSPの気質が深く関わっているからです。

下記は、HSPの基本的な性質になります。
(それぞれの頭文字を取ってDOESダズと呼ばれます)

  • 深く処理する(Depth of processing)
  • 過度に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
  • 全体的に感情の反応が強く、特に共感力が強い(being both Emotionally ractive generally and having high Empathy in particular)
  • ささいな刺激を察知する(being aware of Substle Stimuli)

非HSPはHSPに比べ、思った事をすぐ言語化します。
しかし、HSPは深く処理するという性質を持っている為、リアルタイムに言語化する事が苦手なのです。

HSPが言語化するまでには、例えば

Aさんって、なんか嫌な感じがするな…なぜだろう…モヤモヤ…
あ、そうか!この前言われた○○という事が引っ掛かっているんだ

というプロセスを経て、初めて『Aさんに◯◯と言われて嫌だった』と言語化できるのです。

なので、HSPの方が『なんだかモヤモヤする…』『なんか嫌な感じがする』など感覚的に訴えるものがあれば、それを軽視してはいけません。

HSPの「なんとなく」はとても大きな意味を持つ事があるからです。

また、HSPは悪口を言うのは苦手だとしても、ネガティブな感情を持つ事はあります。

ただ言語化出来ないせいで、何に対して不満に感じているのか自分でもわからないまま悶々としてしまう事があるので、そんな時は原因を深く追求しましょう。

何に対して自分が不満を持っているのかを明確にできれば、気持ちもスッキリしますし、対処方法を考える事もできます。

まとめ

いかがでしたか?

HSP気質を持っている方は、その気質ゆえに自分・他人に対する悪口が苦手です。
ですが、HSP気質だから不満が無いという訳ではありません。

心がモヤモヤする時は、じっくり自分の内面に向き合って言語化できるまで考えてみましょう。
そうすると、不満に対して建設的な考え方ができるようになります。

この記事が、少しでもあなたの役に立てたのなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!